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聴覚障害者の離職防げ 大阪のNPO、マナーやパソコン指導

白いベストを着用したスタッフの指導でパソコン訓練を受ける利用者=大阪市中央区
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 耳が聞こえないために必要な情報が入らず、周囲とのコミュニケーションもうまくいかない-。そんな悩みから職場を去ってしまう聴覚障害者が働き続けられるように支援する試みが今年、大阪で始まった。「大阪ろう就労支援センター」(大阪市中央区)のビジネストレーニング。障害に応じてパソコン技術やビジネスマナー、コミュニケーションスキルなどを教える。聴覚障害者の就労支援に特化した取り組みは珍しいという。

 手話で学ぶ

 10月半ばの午後、センターでは利用者たちがエクセルやワードなどのパソコン技術を学んでいた。訓練内容は一人一人にあわせて異なり、パソコンに精通した聴覚障害のあるスタッフが手話で丁寧に指導する。

 2月から通っている新島浩章さん(27)は高校卒業後、印刷関係の会社に就職したが、1年ほどで退職。「学校で学んだパソコン技術だけでは仕事についていけず、周りの人たちとコミュニケーションをとるのも大変だった」と振り返る。その後勤めた運送会社で腰を痛めたこともあり、軽作業の仕事を希望しているが、パソコンのスキルアップに取り組んでいることで職探しの幅が広がったという。

 最近仕事を辞め、この日センターを見学して利用を決めたという柏原星奈(せな)さん(20)も「手話で教えてもらえるのが大きい。エクセルやビジネスマナーなどを勉強し、長く働ける仕事を見つけたい」と話す。

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