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故事を再現「稲むらの火祭り」 暗闇にともす避難の明かり

松明を手に行進する参加者ら=28日夜、和歌山県広川町(渡辺恭晃撮影)
松明を手に行進する参加者ら=28日夜、和歌山県広川町(渡辺恭晃撮影)
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 和歌山県広川町で28日、江戸時代の安政南海地震(1854年)で、津波から逃れる避難路を示そうと、闇の中で稲わらに火を付けて村人を高台に導き救った地元出身の実業家、浜口梧陵の故事を再現する「稲むらの火祭り」があった。町民らが高台の神社まで約2キロを練り歩き、避難の重要性を再確認するとともに、幻想的なたいまつ行列の明かりを楽しんだ。

 今回は31日から和歌山市で開催される「世界津波の日」(11月5日)に関連した会議のため来日した海外の高校生約250人も含む、計約750人が参加。トンガから訪れた高校3年のジュリアンヌ・レジャーさん(18)は「たいまつが重たくて疲れたが、日本ならではの文化を体験できて良かった」と笑顔を見せた。

 今年5月には広川町の津波避難を意識した町づくりなどが日本遺産に認定された。

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