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関西中小企業 新卒採用で“接近戦”就活ルール廃止で

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学生と企業の交流会「カリゴル・コラボレーション」では、現役の学生と企業の担当者らがパーティー形式でざっくばらんに意見を交わす=24日、大阪市中央区
学生と企業の交流会「カリゴル・コラボレーション」では、現役の学生と企業の担当者らがパーティー形式でざっくばらんに意見を交わす=24日、大阪市中央区

 採用難に苦しむ関西の中堅・中小企業の間で、新卒人材確保に向けて学生らに“接近”する動きが強まっている。好景気で就職活動は空前の売り手市場だが、大手企業に比べて中堅・中小を志望する学生は限られている。ユニークな採用活動により、学生を引き付けようとさまざまな趣向を凝らす企業は今後も増えそうだ。

 「三和建設」(大阪市淀川区)をはじめ、関西などの中小の建設会社は11月11日、経営者が学生からの質問に直接、本音で答える就活イベント「匿名建設コロシアム」を大阪市内で開催する。ツイッターを使い、来場した学生からの疑問や悩みなどに経営者が回答。例えば「談合ってあるんですか」などという質問にも、経営者だからこそ責任を持って答えるなど、従来の就活セミナーの枠を超えたユニークな説明会だ。

 三和建設は社員数約120人。森本尚孝社長は「中小というハンディがある。そのうえ、建設業界はブラック企業というイメージもあり採用にはかなりエネルギーを注いでいる」と吐露する。イベントを通じ、「学生にもっと積極的に業界や会社を知ってもらう機会を増やしたい」と意気込む。

 経団連の就活ルール廃止で大手による通年選考が行われれば、より厳しい競争環境が懸念される。学生は人気企業に1年を通じて挑戦できるため大手への人材集中が進む。一方、中小にとり通年選考は人的資源、コスト面でも負担が増す。

 森本社長はこれまでにも泊まり込みのワークショップ型選考や、学生との接点を増やすために社長自らが大学への出張講義などを行うなど、採用活動に力を入れてきた。今回の新たな取り組みで「業界理解だけでなく、将来の働き方を考える機会にもしてほしい」と語る。

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