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小野薬品・相良社長「ノーベル賞の研究に貢献でき感謝」

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オブジーボ誕生について語る相良暁・小野薬品工業社長=26日午後、大阪市中央区の小野薬品工業本社(奥清博撮影)
オブジーボ誕生について語る相良暁・小野薬品工業社長=26日午後、大阪市中央区の小野薬品工業本社(奥清博撮影)

 小野薬品工業の相良暁(さがら・ぎょう)社長は26日、産経新聞のインタビューに応じ、京都大学の本庶佑特別教授のノーベル生理学・医学賞受賞が決定したことに対し「研究に貢献できためぐり合わせに感謝している」と述べ、謝意を示した。本庶氏らの研究成果をもとに実用化した画期的ながんの免疫治療薬「オプジーボ」について、現在国内で約70件の治験(臨床試験)を進めていることを明らかにし、「さらに多くの必要とする方に届けたい」と述べた。

 本庶氏らのグループが発見した免疫細胞の研究をもとに開発されたオプジーボ。当初、小野薬品にはがん領域の創薬経験がなかったことなどから、企業として開発に踏み切るまでには時間もかかったという。だが、「他社とは異なる領域で挑戦する社風と、本庶先生の研究姿勢を知る研究員の熱意、それに応じた経営陣の決断があって挑戦できた」と振り返った。

 さらに本庶氏らの研究に対して「特許出願や研究への費用的なサポートを行い、患者に薬を届けるという役割を担ってきた」と貢献を強調。一方で、本庶氏がオプジーボで得るロイヤルティー(特許権使用料)収入の一部を、若手研究者の支援基金設立に充てる構想を持つことについて「話はきているが、現段階では何ともいえない」と答えるにとどめた。

 オプジーボは現在、国内で胃がんなど7種のがんに承認されており、現在も食道がんが治験の最終段階に入るなど、他の治療薬との併用療法も含めて約70件の治験を進めていることを明らかにし、「本庶先生のノーベル賞受賞決定のニュースは、改めて社員のやりがいや情熱、意欲にプラスに働いている」と話した。

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