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【エンタメよもやま話】中国工作員が極小チップ仕込む噂とは

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 そして、その中国の製造工場で、ハッキングが専門の中国人民解放軍の工作員が極小チップを埋め込んだというのです。ちなみに、この極小チップ、何と、とがった鉛筆の芯(しん)の先っちょほどの小ささで、マザーボードの目立たない場所にこっそり埋め込まれていれば、まず発見されることはないということです。

 というわけで、この会社のサーバーを組み込んだコンピューターを使っている有名企業や、政府の仕事を請け負う企業などは、軒並み、情報を簡単に盗まれる状態になっていたという訳です。

 前述したように、“ハードウェア界のマイクロソフト”の異名を持つだけに、その影響は図り知れません。

 ではなぜ、この陰謀がバレてしまったのかと言いますと、アマゾン・ドット・コムとアップルが、たまたま社内調査で発見したのです。

 アマゾン・ドット・コムは2015年、ビデオのストリーミング(逐次再生)サービスの拡充をめざし、当時の米エレメンタル・テクノロジーズ(現AWSエレメンタル)の買収を決め、そのための事前調査を行っていました。

 エレメンタル社は大規模な動画ファイルを圧縮し、さまざまなデバイス(機器)を使ってそれを視聴できるようにするソフトを開発しており、アマゾン・ドット・コムはそのソフトの技術が欲しかったのです。

 アマゾン側はエレメンタル社が自社製品で使っているサーバーの精査を決定。これを受け、2015年の晩春、エレメンタル社はカナダ・オンタリオにあるセキュリティ会社に幾つかのサーバーの精査を依頼しました。

 このサーバーのマザーボードがスーパーマイクロコンビューター社の製品で、精査の結果、オリジナルのマザーボードでは使わない極小チップが見つかったというのです。この極小チップは色がグレーかオフホワイトで、出来るだけ目立たないように設置されており、特殊な機器がないと発見できない可能性があったといいます。

 これに仰天したアマゾン・ドット・コムが米連邦捜査局(FBI)に通報。当該サーバーを全て排除したといいます。

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