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【エンタメよもやま話】中国工作員が極小チップ仕込む噂とは

ブルームバーグの報道概要を伝えながら、極小のスパイチップが埋め込まれたハードディスクを使っていたと名指しされた米アマゾン・ドット・コムと米アップルが報道内容を否定したと報じる10月4日付の英紙デーリー・テレグラフ(電子版)の画面。真相はいかに…
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 さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、本コラムでは常に物議を醸(かも)すことでおなじみの、あの国に関するお話でございます。

 このニュースに接した時は驚きました。米金融経済系の通信社ブルームバーグの発行するビジネス誌「ビジネスウイーク」の電子版が10月4日付で報じたのですが、中国の人民解放軍の工作員が、アマゾン・ドット・コムやアップルといった世界的なネット企業をはじめ、大手銀行や政府の仕事を請け負っている企業など計30の米企業のコンピューターのサーバーのハードウェアに、こっそり監視用の極小チップを埋め込んでいたことが分かったというのです。

 おまけにこの極小チップはネットを介して外部のコンピュータとつながるよう設計されており、外部の人間、つまりハッカーが遠隔操作でサーバー内の情報を傍受するのを助ける役割を果たしていたのです。

 平たく言えば、米の大手銀行の顧客情報や、アマゾンやアップルなどの機密情報に、いつでも簡単に不正アクセスし、それを盗み出せる状態にしておいたという訳ですね。

 一体、どうやったらそんなことが出来るのか?。その謎に、同誌の電子版が詳細かつ長尺のリポートで迫っています。ではその内容を簡単に。

■アマゾン仰天、FBI通報…疑惑を中国当局も否定せず

 舞台となったのは、コンピューターのサーバーのマザーボード(主要な電子回路の基板)やパソコンの周辺機器などの製造を手がける米スーパーマイクロコンビューター社です。

 米西海岸シリコンバレーに近いサンノゼに本社があるこの会社、米テキサス州立大の大学院で学んだ台湾人、チャールズ・リャン氏が1993年、妻と共にサンノゼに設立。

 数百人のフルタイムのエンジニアを抱え、600種類ものマザーボードを扱うといった強みで取り引き先が急増し、2015年時点で100カ国に約900社の顧客を持つまでに成長。“ハードウェア界のマイクロソフト”との異名を持つほどの地位を獲得しました。

 ところが、米カリフォルニア州やオランダ、台湾に製品の組み立て工場があるものの、主要製品であるマザーボードは中国で製造しているというのです。

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