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【浪速風】遺体が鍵か サウジのごまかしや嘘を崩すのは(10月22日)

カショギ氏の写真を手に持ち抗議する人権活動家ら=8日、イスタンブール(ロイター)
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 ジェフリー・ディーヴァーの人気ミステリー「ボーン・コレクター」などに登場するリンカーン・ライムは、事故で四肢がまひした天才犯罪学者で、現場に残された微細な物証を見逃さず、最新の科学捜査と明晰な頭脳で事件を解決する。とりわけ遺体はさまざまな事実を語り、真相へと導いてくれる。

 ▼サウジアラビアの反体制ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が死亡した事件で、サウジ当局の説明を信じる人はいないだろう。サウジ寄りだったトランプ米大統領も「明らかにごまかしや嘘がある」と語った。計画的な殺害で、カショギ氏が批判していた皇太子の関与を世界は疑っている。

 ▼やはり遺体の発見が鍵になるのではないか。隠蔽工作をしても真実は隠せない。「総領事館内で争いになり、誤って死亡した」が崩れたら、どんな言い訳をするのか。嘘を嘘で塗り固めようとすると、ますます深みにはまる。もとより政治的な幕引きなどあってはならない。

▼そのほかの【浪速風】を読む(こちらをクリック)

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