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「なら燈花会」経済効果30億2200万円 開催20年、夏の風物詩に定着

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 8月5~14日に奈良市の奈良公園一帯で開催された「なら燈花会」の経済波及効果が30億2200万円に上るとの推計を、南都経済研究所(奈良市)がまとめた。ろうそくの灯りで古都を照らすなら燈花会は今年で開催20年。夏の風物詩としての定着が消費拡大につながっている実態が明らかになった。

 今年のなら燈花会には約95万人が来場。調査は期間中の来場者860人に県内での消費額などを尋ねる方法で実施された。

 その結果、来場者は県内在住者が50・5%で、次いで大阪府(26・5%)▽京都府(7・6%)▽兵庫県(3・6%)-など。日帰り客が92・7%と大半で、県内の宿泊客はわずか5・3%だった。

 同研究所は来場者が県内で使った飲食費や土産代など、1人当たりの消費額を宿泊客が1万154円、日帰り客3154円と推計。これを元に算出したなら燈花会の県への経済波及効果は30億2200万円となった。

 同研究所の丸尾尚史主席研究員は「燈花会の開催時間が夕食時間と重なるため、期間中は会場近くの店が営業時間を延ばすなど、周辺への広がりもみられる」と県経済へのポジティブな影響を分析。ただ、より県内消費を増やすためには、「期間中限定の特別メニューの食事を考案したり、関連グッズの販売を検討したりする必要がある」と指摘した。

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