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140年ぶりにだんじり新調 大阪・富田林市

明治以来、140年ぶりに新調された富田林市「若松町一丁目町会」の地車=富田林市本町
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 大阪府の南河内各地で豪華な地(だん)車(じり)が地域を練り歩く秋祭りのシーズンを迎える中、今秋の同府富田林市では「若松町一丁目町会」の地車が、明治11(1878)年以来、140年ぶりに新調された。「入魂式」で魂を宿された真新しい地車は、さっそく市内へと繰り出していった。

 近鉄富田林駅近くにある「若松町一丁目町会」の地車は、市内の民家で代金などが記された文書「地車諸事入用帳」によると、明治11年から修復を重ねながら地域の宝として使われてきた。しかし、100年以上を経て老朽化も進み、今年の秋祭りでの新調が決まった。

 新調された地車は幅約3メートル、長さ約5メートル、高さ約4・2メートルで重さ約2・5トン。豪華な装飾が施され、彫り物の中には南北朝時代の武将・楠木正成や、家臣で地元出身と伝わる富(とん)田(だ)七郎、八郎兄弟も躍動感あふれる姿で表現されている。

 9月には地元・同市若松町1丁目で美(み)具(ぐ)久(く)留(る)御(み)魂(たま)神社=同市=の青谷忠典宮司(53)による入魂式の後、真新しい地車の「お披露目曳行」が行われ、住民らは町内や市役所周辺などを誇らしげな表情で練り歩いていった。同町会の美(み)馬(ま)一夫会長(71)は「誠にうれしい。次の140年間を保てるよう、大切に使っていきたい」と語った。

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