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【陸の守り人~陸自中部方面隊物語】ヘルメットに燦然(さんぜん)と「百万一心」

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 「すべてを飲み込む自然の力に驚き、それは『山からの津波』が襲ったようでした」。東日本大震災で、ご遺体に直面したときの「助けることができなかった悔しさ」が自然とこみ上げてきたそうです。

 発災から約20日間にわたる災害派遣活動は、部隊が交代しながら24時間夜を徹して続けられました。梅本3曹の部隊は、当初の72時間、風呂にも入らず、食事と3~4時間の仮眠を除いて、常に現場での捜索活動に従事したそうです。「『何がなんでも見つける、助けるんだ』という執念を持って、人命救助にあたりました」と梅本3曹。土砂で流された家屋の中の捜索は、素手で細心の注意を払いながら行われました。

 そんな被災現場で、土砂に囲まれた家屋に取り残された家族と遭遇したのは、活動予定場所に向かっていた20日午前のことでした。梅本3曹は「生きていてよかった」と安堵(あんど)し、すぐに女の子を抱きかかえ、2階から安全な場所へ避難させました。その時、女の子から直接「ありがとう」とかけられた言葉は鮮明に覚えています。

 梅本3曹は、西日本豪雨災害の現場でも「百万一心」の教えを胸に任務にあたりました。

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