PR

産経WEST 産経WEST

関西の学生を獲得せよ 関東の私大が躍起

Messenger

 こうした動きは、他の関東の私大でも活発化している。慶応大(東京都)は平成20年に大阪市内にサテライトキャンパスを設置して入試説明会などを開いているほか、24年からは地方出身者を対象にした奨学金を創設。上智大(同)も23年、大阪市内に大阪サテライトキャンパスを開設、ミニオープンキャンパスを開催するなどしている。

 明治大(同)は、18年からPRイベント「明治大学フェスタ!」を大阪府内などで開催。入試説明会のほか、大阪出身の現役大学生による相談コーナーなども設置している。また、早稲田大(同)は21年に大阪府茨木市にある摂陵中学校・高校を系属校とし、関西の学生獲得のための足がかりにしている。

 対する関西の私大は、攻勢を強める関東勢と少し温度差がある。「もともと、関西はお金にシビアな土地柄。下宿が必要な関東の大学に学生が流出するとは思えない」と話すのは、関西学院大(兵庫県西宮市)の担当者。実は、関東の私大が関西に攻勢をかける前から関東の学生獲得に力を入れており、近年は関東出身の志願者が増加傾向にあるという。

 関西大(大阪府吹田市)の担当者も「今の高校生はむしろ地元志向が強まっていると感じている。関西の学生は関西の大学に進むケースが多い」とした上で、「これまで通り、実績と魅力を地道にアピールしていくだけだ」と話した。(江森梓)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ