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金閣寺の「幻の池」展きょうから 京都市考古資料館

池跡から出土した土器と瓦=京都市北区
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 室町幕府3代将軍、足利義満が創建した金閣寺(鹿苑寺=ろくおんじ、京都市北区)の鏡湖池の南隣に広がっていた幻の池跡から出土した土器や瓦を展示する速報展が13日、同市上京区の市考古資料館で始まる。

 今回、市埋蔵文化財研究所が実施した発掘調査で、池は義満時代に造成されたことが確認されたが、土器と瓦は年代確定の証拠になった。また、義満の強大な権勢をしのぶ遺品ともいえる。

 今回展示するのは、池跡から出土した土器と、池の北東の高台に建てられていた同時期の建物跡から出土した瓦片、江戸時代後期の天目茶碗(ちゃわん)など約40点。このほか調査で出土した建物跡などの写真パネルや図面もあわせて紹介する。

 建物は鏡湖池と今回の池に背を向け、正面には玄関の土間のように固められた空間が広がるなど謎めいた部分も多い。宗教的あるいは政的儀式の場、催しの場という見方も出ている。

 展示は12月27日まで。入館無料。休館日は原則、毎週月曜(月曜が休日の場合は翌平日)。

 

 京都市考古資料館は11月17日、今回の発掘調査の成果をまじえた講演会「新視点 北山殿・金閣寺」を京都アスニー(京都市中京区)で開催する。同寺の澤宗泰執事長の基調講演、市埋蔵文化財研究所の吉崎伸次長の調査報告の続き、奈良大の下坂守元教授と日本城郭研究センターの田中哲雄名誉館長が専門家の立場から解説する。

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