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【トラノコのかんたんマネー講座】アートと経済(2)

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 フェルメールが活躍した17世紀前半、オランダが軍事力を背景に貿易や植民地政策で大いに潤っていました。同じ時期に活躍したレンブラントは、寡作のフェルメールとは逆に数百以上の作品を残していますが、その多くがパトロンからの依頼で作成されたものでした。有名な世界的名画「夜警」は、20人程度の依頼者が“割り勘”で依頼したともいわれています。

 一方、フェルメールは、裕福であった義母と故郷の資本家に支えられ、“フェルメール・ブルー”ともいわれる、当時金と同じ価値であったラピスラズリという顔料をふんだんに使った名作を生み出しました。

 上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」の展示作品でもその輝きを放っています。

 17世紀後半、英蘭戦争によりオランダ経済が疲弊する中、レンブラントよりも30年ほど後に生まれたフェルメールは作品が売れなくなり、晩年経済的に苦しみながら40代前半で亡くなりました。

 古今東西を問わず、アートや文化とそれを支える経済は密接に関連しています。アートを軸に歴史と経済の学びの秋はいかがでしょうか。

 (トラノテック取締役 藤井亮助)

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