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【通崎好みつれづれ】近所の優しい栗赤飯

見た目も優しげな「亀山」の栗赤飯
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 先日、栗赤飯が食べたくなって、近所の松原京極商店街(京都市下京区)「亀山」へ買いに行ったところ、「まだ栗が落ちてなくて。もうすぐ落ちると思います」。そんなのんびりとした答えが返ってきた。栗は市場で仕入れるのではなく、丹波の栗農園から直接分けてもらうそうだ。先週末、再び訪ねてみると、午前中にもかかわらず売り切れ間近。赤飯は通年で置いているが、この季節、栗が入ると特によく売れるらしい。みんな食べたくなるのだな、と納得。

 「亀山」の赤飯は、永源寺産(滋賀県東近江市)の餅米を使う。赤飯の赤色に着色料は使わず、小豆の煮汁の自然色なので、見た目も優しげだ。味は吟味した材料と、蒸しの途中で水を振る、その分量が決め手となる。

 さて、子供の頃から近所にある「亀山」。餅、赤飯、みたらし団子のほか、季節によっておはぎ、桜餅、柏餅、水無月(みなづき)、水ようかんなど、普段遣いの生菓子が並ぶ。初代は亀岡の出身という。現店主の井上八重子さん(55)は8代目。短大卒業後7年間保育士として働いたが、お父さんの入院を機に店に入った。3代がそろって店に立つ時代もあったが、今は叔母の川人淑子(かわひと・よしこ)さん(75)の助けを借りつつ、基本的には1人で切り盛りしている。

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