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【関西の議論】「体験型まち歩き」は地元の達人ガイドで人気

大阪証券取引所の五代友厚像で説明を聞くツアー参加者ら=大阪市中央区
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 市民ガイドが街を案内する「まち歩き」が人気を集めている。既存の名所・旧跡をめぐる行政主導の観光案内や、鉄道・旅行会社が主催する大型ツアーにはない、隠れた街の魅力を発掘する手作りの都市型ツーリズムだ。大阪を舞台にツアーを展開している「大阪あそ歩(ぼ)」もその一つ。街の語り部(ガイド)との会話を楽しみながら、路地裏を散策すると、知っているようで知らなかったもう一つの街の顔が見えてくる。(今村義明)

スーパーに勝った商店街

 10月6日午後1時、大阪市旭区の大阪メトロ千林大宮駅前から、「大阪あそ歩」の街歩きがスタートした。目指すのは、大阪を代表する庶民の街、千林商店街だ。スーパーの「ダイエー」発祥の地で、他の大手スーパーとともに一時はこの地でしのぎを削ったが、今は面影もない。「100均」の元祖といえる「旧高島屋10銭ストア」もこの商店街から始まった。女性ガイドが言う。「ここはスーパーに勝った全国でも珍しい商店街なんです」

 女性ガイドは千林が京街道と野崎街道の交差点だったという痕跡(こんせき)に案内。幕末には坂本龍馬や新選組が歩き、鳥羽・伏見の戦いでは旧幕府軍が敗走、新政府軍が追撃したという、ガイドの解説を参加者らは熱心に聞き入っていた。

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