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【浪速風】天職か転職か。人材は採るより育てよ(10月11日)

就職活動日程の移り変わり
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 先輩記者から「3日3月3年」という言葉を教えてもらった。3日やれば3月もち、3月もてば3年続く。そうやって仕事になじんでいく。その仕事に楽しみや喜びを発見し、生きがいを見出せば、それが天職である。天職なんて初めからない。働くうちに見えてくるものなのだ、と。

 ▼3年には意味がある。厚生労働省の調査では、新入社員(大卒)の約3割が入社後3年以内に辞めている。バブル時代から最近まで25~35%の範囲で推移しているから、景気の動向とは関係なさそうだ。企業は成果主義を導入してやる気を引き出そうとしたが、それでも歯止めはかからない。

 ▼経団連が就活ルールの撤廃を決めた。自由競争になれば、採用活動の前倒しが予想される。学生は不安だろう。が、前述したように、就職イコール天職になるとは限らない。焦らずに、やりがい、生きがいのある仕事を見つければいい。企業も採用だけでなく、育てることに力を入れるべきだ。

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