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【衝撃事件の核心】妻殺めた元警官、法廷で土下座した

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 被告は一連の質問に「(妻は)なんでこんな目にあわなければいけないのかと思ったはず。悔やんでも悔やみきれない」などと泣きながら返答。最終意見陳述でも「私は極悪非道の人間です。罪を償っても償いきれない」と反省の弁を述べた後、「申し訳ありませんでした」と傍聴席に向かって土下座した。

 傍聴人は突然の行動に驚きを隠せなかった様子。裁判長に「やめてください」と注意された被告は静かに立ち上がった。

 検察側は論告求刑で「離婚や別居など被害者との関係を解決する手段もあった」としつつ、「被害者の不満は全て被告の身勝手な行動によるもので、犯行の動機や経緯に酌むべき点は乏しい」と語気を強めて指摘した。

 前科のない単独犯による凶器などを使用した配偶者への殺人事件では、懲役6~7年の判決を宣告する事案が相対的に増えているというデータがある。にもかかわらず、今回は「強固な殺意が認められる」などとして懲役16年が求刑された。

 迎えた判決公判。裁判長は判決理由で、被告は過去の不貞などとは関係のない親族の悪口を妻から繰り返し言われており、妻の言動が犯行の一因となったことは否定できないとした。その上で「被害者の一連の言動を前提としても殺害行為に及ぶのは明らかに過剰な対応といわざるを得ない」と指弾。「犯行の経緯や動機は同情の余地に乏しく、厳しい非難に値する」として懲役14年の実刑判決を言い渡した。

 被告と検察側の双方が控訴せず、判決は確定した。

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