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【衝撃事件の核心】妻殺めた元警官、法廷で土下座した

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身勝手な動機

 1月の事件の前日には「不貞行為を長年続けてきたことなどを深く反省し、一生報いることを誓います」などと謝罪する内容の念書を妻が被告に書かせた。夫婦の絆はもはや無くなっていた。

 そして当日。殺害するに至ったきっかけは、妻の放った嫌みだった。朝、妻が被告の父親からもらった土産のことを持ち出した発言について、父をばかにされたと感じた被告は激高した。

 妻を炊事場に引きずり込み、床に引き倒したり、髪をつかんで頭を床に打ち付けたりした。それでも被告の怒りは収まらず、包丁を取り出し、妻の胸などを数回突き刺し殺害。叫び声を聞いた隣人らが通報して発覚した。

「命をもって償って」

 身勝手過ぎる動機に遺族の処罰感情は峻烈だった。出廷した長女は、母を奪った被告への怒りを裁判官や裁判員らに切実に訴えた。

 「母を思うとかわいそうでたまらない。恐怖と絶望の中にいたと思う」

 「とても大切な人をこのような形で殺され、自分の感情は時間がたっても癒やされない」

 「大好きだった母には生きていてほしかった。父には、命をもって償ってほしい」

 長女の意見陳述中、今になって罪の意識にさいなまれたのか、被告は終始肩をふるわせて泣いていた。

土下座、懲役14年判決

 被告人質問では検察側も「被害者の気持ちを想像したことはあるか」「刺された相手はどんな気持ちだったと思うか」と追及した。

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