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【日仏つなぐ バラの懸け橋(3)】英語、忍耐、奉仕の心 すべて母親の影響 元高島屋パリ駐在員、品川芳洋さん

子供のころから外国の文化に触れる機会が多かった品川芳洋さん。外国語大学に進んだ(前川純一郎撮影)
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 外国語が身近でなかった時代にひとり親家庭で育った品川芳洋さん(75)。チャンスに恵まれて外国語を習得した。多感な少年時代の経験は後の人生に大きな影響を及ぼした。(聞き手・栗井裕美子)

 --どんな家庭に育ったのでしょう

 品川 旧逓信省(ていしんしょう)に勤めていた父と、旧鍋島藩の城代家老の血筋に生まれた母のあいだに次男坊として生まれました。長男は夭折(ようせつ)し、父は僕が小学2年生のときに他界しました。戦後の大変な時代でしたが、母と姉たちのおかげで、僕は不自由を感じることはありませんでした。

 --お母さまは

 品川 神童と呼ばれていた母方の祖父は鍋島藩から学資を得て東京で学んだ後、旧鉄道省の技術者として北海道や台湾で鉄道敷設に携わりました。でも些細(ささい)なことから辞めてしまったので、母は「短気はよくない。勤め上げなければだめ」と言っていました。

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