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【経済裏読み】世界のインバウンド伸び率、沖縄・京都・大阪が上位3位まで独占

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 詳細なデータをみると、東京のインバウンドの訪問目的は「ビジネス」が24.7%、「観光など」は75.3%。大阪は「ビジネス」9.2%、「観光など」90.8%と違いがある。観光客の人数だけを計算すると、東京は約898万人、大阪は764万人と差が縮まる。

 一方、調査ではトップ20圏内の都市について18年の渡航者数上昇率も予想されたが、東京は0.91%で最も低く、大阪も3.29%で下から5番目にとどまった。日本国内ではここ数年、インバウンドの急激な伸びが続いてきたが、踊り場を迎える可能性もある。

都市間競争さらに激化

 調査にあたったマスターカードのミゲル・ガミーノ上級副社長(グローバル都市担当)は、都市におけるインバウンドの意義について、「多くの都市の経済にとって極めて重要。現地の人と旅行者の双方の生活を豊かにする」と解説。特に、世界で観光誘致競争が活発化し、「都市は旅行者の記憶に残る体験を提供すべく革新を続けている」と指摘する。

 日本の観光都市はインバウンド誘致のために、外国に向けた情報発信やSNSを活用したプロモーション、都市内や観光地でのWi-fi(無線LAN)整備、外国語での観光案内や標識設置、店舗の多言語対応などを進め、大きな成果を挙げてきた。

 ただ、日本政府は2020年のインバウンド数を17年の2869万人から約4割増の4000万人とする目標を掲げている。達成するには、交通インフラの整備や宿泊施設の拡充、外国人向けサービスの充実などさまざまな点で課題が多い。アジア中の都市が観光地としての魅力を急速に高め、競争が激化する中で、日本の各都市もさらなる工夫と取り組みが求められている。

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