加計理事長「学園幹部の勇み足」 記者会見一問一答
加計(かけ)学園の加計孝太郎理事長と報道陣の一問一答は次のとおり。
「獣医学部は私の父親の時代からの長年の悲願だった。私の代になってからも、文部科学省と交渉してきた。構造改革特区が出てきてそれを使ってという話になり、10年にわたって15回申請したが、なかなか前に進まない状況で、学園幹部(学園事務局長の渡辺良人氏)が勇み足をして、誤解を招くことを申し上げた。本人も反省しているし、学園全体として心からおわび申し上げたい。これからはコンプライアンス、ガバナンスをきっちり守って行き、愛媛県、今治市と連絡を取りながら前に進みたい」
--虚偽説明は「勇み足」という認識か
「誤解を招くことを言った。県からも市からも手を引かれたら学園だけでは(学部新設が)到底できないため、そういうことを言ったと学園幹部から聞いている」
--平成27年に首相秘書官だった柳瀬唯夫(ただお)氏と3回も面会しているのはなぜ
「学園幹部が柳瀬氏といろいろな場で会ったことがあり、つながりがあった」
--柳瀬氏との面会前や面会直後に報告は受けていないのか
「私は大きな流れは報告を受けているが、細かいことは事務局に任せているので詳細は分からない」
--理事長自身が柳瀬氏と会ったのはいつか