PR

産経WEST 産経WEST

和歌山城天守閣再建60周年 記念符求め登城多数

Messenger

 和歌山市のシンボル、和歌山城の天守閣が1日、再建から60周年を迎え、さまざまな記念の催しが行われた。天守二の門(楠門)では紀州徳川家ゆかりの印影を印刷した登城記念符を配り、多くの人が登城。市役所でも、和歌山城と“同い年”の有志から市内の小学生らにクリアファイルが寄贈されるなど、お祝いムードに包まれた。

 和歌山城天守閣は戦前、国宝に指定されていたが、昭和20年7月の和歌山大空襲で焼失した。戦後、市民らの声を受けて再建が計画され、総工費の約半額を寄付でまかない、33年10月1日、新しい天守閣が完成した。

 この日60周年を迎え、楠門では紀州徳川家ゆかりの印影「南(なん)海(かい)之(の)鎮(しずめ)」を印刷した登城記念符を先着千人で配布。この日しか手に入らない貴重な記念符を目当てに多くの人が訪れた。

 近くに住む無職、吉野由治さん(70)は「天守閣ができた時は、街が戦争で焼けて何もない中、すごいものができたと思った。今の城の姿のまま100年、200年と続いてほしい」と感慨深そうに語っていた。

 市役所では、天守閣が再建された昭和33年度に生まれた有志でつくる団体「昭和燦々会」のメンバーが尾花正啓市長を訪問。若者が和歌山城について学び、愛着を持つきっかけになればと、60周年記念クリアファイルを市内の小学校や義務教育学校6年生向けに3100枚贈呈した。

 和田好史副会長は「(和歌山城と)同級生なので、生まれてからずっと和歌山城がそばにあった。今後も和歌山城を通じて和歌山の歴史などを後世に伝えていければ」と話した。

 夜には、還暦の赤いちゃんちゃんこをイメージした紅白に和歌山城をライトアップ。城周辺が幻想的な雰囲気に包まれた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ