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台風24号、滋賀県内で3人死傷 文化財も破損

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 9月30日夜に滋賀県内に最接近した台風24号の影響で、県内では男性1人が行方不明となり、遺体で見つかったほか、強風であおられるなどして2人が重軽傷を負った。大雨や倒木による道路の通行止めや停電、文化財の被害なども相次ぎ、関係者が対応に追われた。

 川に転落?

 県警と消防は1日、甲賀市の製薬会社工場付近で、前日夜から行方不明の栗東市の警備員、上田祐嗣さん(46)を捜索。工場近くを流れる川の約12キロ下流で上田さんの遺体を発見した。

 上田さんは9月30日午後7時15分ごろ、同工場の警報機が作動したため出動したが、そのまま連絡が取れなくなった。増水した川に転落して流されたとみられる。

 けが人も出ており、県のまとめによると、東近江市の男性(88)が、自宅の庭で強風にあおられ転倒し頭部に重傷。高島市では雨漏りのため屋根裏に上っていた男性(50)が転落し左足に軽傷を負った。

 文化財も被害

 文化財の被害も相次いだ。湖南市の善水寺本堂(国宝)で屋根の檜(ひ)皮(わだ)葺(ぶき)が破損したのをはじめ、草津市の観音寺では阿弥陀堂と書院(いずれも国指定重要文化財)が被害を受けた。

 県教委によると、このほかに1日午後4時時点で国史跡1件、重要伝統的建造物群1件、県指定建造物2件で被害が確認された。

 交通・ライフライン

 ライフラインにも影響があり、高島市などで約720軒が停電。さらに停電により下水管の送水用ポンプが8カ所で一時停止した。

 道路では、県道2カ所が冠水や倒木で通行止めとなったほか、規制雨量を超えたため国道と県道計14カ所で通行止めに。愛荘町や日野町では、道路の路肩が崩れたり、一部が陥没したりするなどの被害が出た。

 米原市と岐阜県関ケ原町を走る「伊吹山ドライブウェイ」では、土砂崩れが発生したため全線通行止めとなり、管理事務所は「10月中の営業再開が困難」としている。

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