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逃走容疑者と同行男の母「びっくり」 1年以上、家族と音信不通

樋田淳也容疑者とみられる男=18日、山口県周防大島町(提供写真)
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 49日間の逃走劇の末、加重逃走容疑で逮捕された樋田(ひだ)淳也容疑者(30)にはまさかの同行者がいた。逃走中にたまたま出会った無職の男(44)。野宿をしながら約3週間、400キロもの道のりを一緒に移動したとみられるが、逃走犯とは気付かず、逮捕後に捜査員から知らされて驚いた様子だったという。

 「1年以上音信不通だったので、ただただびっくりしている」。男の母親(70)は1日、産経新聞の取材にこう語った。

 家族や捜査関係者によると、男は和歌山県中部の出身。高校中退後、県内で土木作業の職を転々としていたが、昨年6月、車で日本一周の旅に出た。

 家族とも連絡を絶って約1年後、奈良県の山間部で動かなくなっている車が見つかった。家族が山中を捜したが見つからず、最悪の事態も想定されていた。

 しかし、男は今年7~8月、和歌山県内で放置自転車を乗り去り、四国方面に向かっていた。9月上旬、愛媛、香川の県境で樋田容疑者に声をかけられ、行動を共にするようになった。

 「いつもサングラスをしているな」とは思ったが、気に留めず、愛媛、広島、山口と移動し、各地の道の駅で野宿した。山口県周防大島町の道の駅で、樋田容疑者は何度も素顔で記念撮影に応じたが、9月29日の身柄確保まで樋田容疑者とは気付かなかったという。

 自身も占有離脱物横領容疑で逮捕された男は、樋田容疑者について「勝手についてきた。うっとうしかった」と供述した。

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