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ネット使い武器、爆薬の原材料調達 逮捕の大学1年生 警戒強化へ

押収された3Dプリンター=名古屋・名東署
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 テロでも使われる爆薬「TATP(過酸化アセトン)」を製造したとして、爆発物取締罰則違反容疑などで逮捕された名古屋市の大学1年の男子学生(19)が、覚醒剤や殺傷能力のある拳銃も作っていたとみられることが明らかになった。原材料は主にインターネットを通じ調達。県警はネットで薬品を販売する業者に、不審な購入者の通報の徹底を呼び掛けるなど警戒を強めている。

大量の薬品や3Dプリンター… 捜査員も驚く「製造室」

 「実験マニアだ」。8月、学生の部屋に家宅捜索に入った捜査員は目を丸くした。棚や机には大量の薬品やビーカー、3Dプリンターなどが置かれていた。おもちゃの銃のような樹脂の塊は殺傷能力のある拳銃と判明。ビーカーに入ったオレンジ色の液体からは、覚醒剤成分が検出された。

 捜査関係者によると、学生は爆薬や覚醒剤の原材料となる市販薬を薬局やネットで購入。ツイッターには「TATPより威力のある爆薬をいろいろつくった」と投稿していた。「トーア」など複数の匿名化ソフトを使い、違法薬物や銃器などが売買される「ダークウェブ」と呼ばれるネット空間上のサイトも閲覧していた。

 県警は、過激思想はなく化学への関心が高じたためとみているが、捜査関係者は「テロ組織に取り込まれる危険性もあった」と危ぶむ。

「情報信じるしかない」のが現状

 県警は平成23年、県薬剤師会などの団体とネットワークを結成。過去のテロ事件に使われた警察庁指定の11薬品の管理徹底を呼び掛けた。

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