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興福寺中金堂、アフリカ産木材が再建の礎に 8年がかり巨木調達

300年ぶりに再建され、落慶を待つ興福寺中金堂=奈良市
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 「天平(てんぴょう)回帰」を掲げる世界遺産・興福寺(奈良市)で、中心となる中金堂(ちゅうこんどう)が江戸時代の焼失後約300年ぶりに再建され、10月7日から落慶(らっけい)法要が営まれる。奈良時代に時の権力者、藤原不比等(ふひと)が創建した巨大な木造建造物。再建に向けては巨木の大量確保という難題に直面したが、国産材にとらわれず、外国産材を調達することで創建当初の姿によみがえった。(岩口利一)

 興福寺には3つの金堂があり、中心建物の中金堂は平氏の焼き討ちや火災で7回も焼失。その度に再建されてきたが、享保2(1717)年の焼失後は姿を消し、仮堂のままだった。

 再建された中金堂は、幅約37メートル、奥行き約23メートル、高さ約21メートルで、創建時と同規模。多川俊映貫首(かんす)は平成2年ごろから再建を目指し、伝統的建造物の復元などを手掛ける「瀧川寺社建築」(奈良県桜井市)に相談した。しかし、問題が浮上した。

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