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【浪速風】また台風が…「行楽の秋」吹き飛ばされた(9月28日)

昨年の「鞍馬の火祭」。「京都三大奇祭」ともいわれ、たいまつを持った氏子らが練り歩く=平成29年10月22日、京都市左京区の由岐神社
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 清少納言が「近うて遠きもの、くらまのつづらをりといふ道」(枕草子)と書いたように、鞍馬は洛北の奥深い山中にある。京都三大奇祭の一つに数えられ、毎年10月22日に行われる「鞍馬の火祭」が中止されることになった。今月初めの台風21号の影響である。

 ▼スギやヒノキなど1000本を超える倒木があり、家屋が損壊する被害も出た。叡山電鉄貴船口-鞍馬間は10月末まで運休の見込みだ。中止は昭和天皇のご病気で自粛した昭和63年以来、30年ぶりという。平安時代からの祭りの歴史に爪痕を残したのだから、やはり21号の暴風は記録的だった。

 ▼小欄の自宅近くの服部緑地でも、大木が根こそぎ倒れたり、枝が裂けるように折れた。まだ手つかずで、休日にはバーベキューなどでにぎわう場所は立ち入り禁止のロープが張られている。週末にまた台風24号がやって来る。秋雨前線が停滞しており、大雨にも警戒が必要だ。今年は「行楽の秋」を楽しむ余裕がない。

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