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ワールド再上場、成長投資へ13年ぶり復帰 初値は公開価格の1株2900円下回る2755円

ワールド本社ビル=神戸市(同社提供)
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 アパレル大手のワールドが28日、東京証券取引所第1部に株式を上場した。平成17年に経営陣による自社買収(MBO)で上場を廃止して以来約13年ぶりの復帰となる。今回の上場で調達した資金によりデジタル事業など成長分野への投資を進める。初値は公開価格の1株2900円を下回る2755円で、時価総額は約997億円だった。

 昭和34年設立で、平成17年に「短期的な株主利益に左右されず長期的な戦略を展開できる」として上場を廃止した。平成27年に上山健二氏が創業家以外で初の社長に就任し、不採算店舗の閉鎖など構造改革を進めた。29年に事業持ち株会社体制に移行。今年4月には古着売買会社などを買収し、ネット関連事業の多様化を進めている。

 ファッション業界では、値頃感のあるファストファッションや電子商取引(EC)などに消費者のニーズが移っている。ユニクロを展開するファーストリテイリングは平成30年8月期の連結決算で過去最高となる営業利益2250億円を見込み、メルカリの平成30年6月期の連結売上高は前期比62%増の357億円となるなど好調だ。衣料品ショッピングサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZOも採寸用ボディースーツを展開するなどして顧客を取り込む。こうして消費者ニーズが大きく変わる中、ワールドは再上場で調達した資金をデジタル事業など成長分野の新規事業に投じる方針という。

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