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「人体実験疑い」の731部隊論文、京大が予備調査の方針

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 第二次大戦中に旧日本軍731部隊所属の軍医将校が博士号を取得した論文が、人体実験に基づいて執筆された疑いが持たれている問題で、研究者らでつくる「旧満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」は26日、京都大が論文の調査に乗り出す方針であることを明らかにした。

 論文は、サルを使ってノミの一種「イヌノミ」によるペストの媒介能力を研究した内容。同会は7月、論文の内容に不自然な点があるとして、「実験動物のサルは実際は人ではなかったのか」との疑義を示し、京大に検証を求める要請書を提出していた。

 同会によると今月18日、京大から学内規定などを準用して調査を実施するとの連絡を受けたため、25日までに論文をはじめ引用された文献など複数の資料を京大に提出した。今後30日以内に予備調査が行われ、10月末には本調査の要否が判断されるという。

 本調査は国の研究不正に関するガイドラインに基づき実施される。記者会見した同会のメンバーは「問題を正面から受け止めて検証の意思を表明したことは、京大としては思い切った決定をしたということ。歓迎したい」と話した。

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