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大河ドラマ「西郷どん」プロデューサーに聞く 大胆な脚色「年表のように再現しても人物の本質描けない」

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 西郷隆盛の生涯を描く大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合)。物語は、幕末の動乱期に突入しており、一段と盛り上がりを見せている。制作統括の櫻井賢チーフプロデューサーに作品への思いや今後の見どころについて聞いた。(杉山みどり)

9月30日放送の「西郷どん」の一場面。江戸総攻撃の前日に、話をする西郷と勝海舟
9月30日放送の「西郷どん」の一場面。江戸総攻撃の前日に、話をする西郷と勝海舟

 薩摩と長州による歴史的な会談が描かれた「薩長同盟」(8月26日放送)の回は、インターネット上でも盛り上がった。西郷(鈴木亮平)、坂本龍馬(小栗旬)、大久保一蔵(瑛太)、桂小五郎(玉山鉄二)らの緊張感のある演技に、「感動した」「すごい迫力」などの声が次々と投稿された。

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 公式ホームページで「今まで描かれてきたものとはひと味違う」と紹介されているように、人間ドラマに焦点をあてた「薩長同盟」。薩摩と長州の両藩の意地がぶつかり合い破談になりかけるが、西郷は英国から伊藤俊輔(浜野謙太)の元に届いた1枚の写真を見せることで、状況が変わる。さらに、西郷が頭を下げると薩摩藩士らもそれに続き、最後に西郷と桂がシェイクハンド(握手)するという展開。

 櫻井プロデューサーは「英国留学生のエピソードを盛り込みたい、オリジナリティーをいれたいという(脚本の)中園ミホさんの意向を受け、群像劇として描いた。見応えのある回になった」と自信を持つ。歴史ドラマには、視聴者からの「史実との整合性」に関する問い合わせがつきものだが、「年表のように再現しても、登場人物の本質は描けないし、視聴者も感情移入ができない。史実を踏まえた上で、時には大胆な脚色も必要」と話す。

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