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新元号は「安久」!? SNSなどで予想合戦白熱 「M・T・S・H」以外、「安」の文字人気

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 天皇陛下の譲位で来年5月1日に元号が「平成」から改元されるのを前に、新元号予想が過熱している。早くもSNS(会員制交流サイト)での議論や、予想アンケートを行う民間企業なども相次いでおり、改元が近づくにつれてさらに盛り上がりをみせそうだ。専門家は「生前退位(譲位)によって予想自体がタブー視されにくくなった」と指摘しており、改元に対する国民の意識の変化も背景にあるとみられる。(小松大騎)

新元号予想が過熱
新元号予想が過熱

タブー視なく

 「明治、大正、昭和、平成の頭文字をアルファベット表記にしたM・T・S・H以外の文字になるのは確定」「Aが頭文字の元号は江戸時代の『安政』以来ない。平和が持続するように『安久(あんきゅう)』がいいのでは」

 昨年12月に開かれた、譲位の日程を決める皇室会議で、陛下が平成31年4月30日に譲位され、皇太子さまが5月1日に即位されることになり、SNSでこんな予想合戦が白熱している。元号は645年の「大化」から「平成」まで247を数えるが、「永」「和」「安」「天」「元」など、繰り返し使われている漢字が多いとの理由から有力候補を絞り込むなど、インターネット上で盛んな議論がなされている。

 「生前退位ならではの現象だ」と分析するのは、元号の成り立ちに詳しい東京大の山本博文教授(歴史学)だ。前回の改元における国民の関心事は「昭和天皇の容体」で、新元号を予想するのは「崩御を見越した不敬な行為」とされ、政府や報道機関が秘密裏に新元号を議論していた程度だった。

 ただ、今回は譲位によって予想自体が「タブー視」されにくくなったという。山本教授は「改元までの日程が明確になり、国民の関心が高まっていることに加え、SNSの普及で誰でも予想を発信できるようになったことが、予想合戦の盛り上がりに一役買っているのだろう」と語る。

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