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【痛み学入門講座】指が痺れ「腕~手」が動かしにくい…さまざまなパターンがある「絞扼性神経障害」

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 「絞扼(こうやく)性神経障害」(ないしは圧迫性)とは、読んで字のごとく=末梢(まっしょう)の=神経が絞めつけられることで起こる。この障害が、「腕~手」に向かって走るいずれかの神経で起こると、指の痺(しび)れや痛みを引き起こす。「手根管(しゅこんかん)症候群」(手首の部分で正中(せいちゅう)神経が絞扼される)が有名ではあるが、他にもさまざまなものがあるので紹介する。

 〔1〕回内筋(かいないきん)症候群

 手根管症候群と同じく、正中神経(指と手首の屈曲運動、小指以外の指の感覚を担っている)の障害によるものとして「回内筋症候群」がある。肘(ひじ)から前腕にある円回内筋などによって正中神経が絞扼されることで、感覚の障害や痛みを引き起こす。筋力の低下は目立たない。床運動、テニス、ボウリングなどのスポーツと関連することが多い。

 〔2〕肘部管(ちゅうぶかん)症候群と尺骨(しゃっこつ)神経管症候群

 「肘部管症候群」は、指を閉じたり開いたりする筋肉、薬指(小指側)や小指の感覚を担っている尺骨神経が、肘関節の内側で絞扼されることによって起こる。薬指と小指、手の甲の痺れに加えて、箸(はし)を持ちにくくなったり、シャツのボタンを留めにくくなったりする。進行すると、この2本の指が曲がってしまう変形=「鷲手(わしで)」と呼ぶ=を引き起こす。「変形性肘関節症」や子供の頃の「外反肘」、野球などのスポーツと関連する。

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