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依存症 支援施設の1日を追う 飲酒、賭博、薬物…誰もが落ちうる「地獄」

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 人気アイドルの不祥事をめぐって、背景にあるアルコール依存の問題が指摘された。依存症にはほかにギャンブルや薬物などさまざまあるが、根底には共通して「感情を押さえ込んでしまう」など、それぞれが抱える生きづらさがあるという。脱却に必要なのは我慢ではなく、「自分の負の感情や性質と向き合い、新しい生き方に出合うこと」だと支援者。「誰もがなり得る」という言葉に重みを感じた。

根底には「言いたいことを言えない」

 「何かつらい状況にあった子供の頃を思い出して。もし神様がいたら、どんな言葉をかけたでしょうか」

 奈良県大和高田市にある依存症の支援施設「セレニティパークジャパン」。テーブルにつく入所者の男性たちは「難しい」「照れくさい」と言いながらも配られた紙に言葉をつづり、1人ずつ発表した。

 「やりたいことを最後までやってみよう」「言いたいことは言おう」。進行を務めるのは、アルコール依存症による元入所者でスタッフ見習いの古謝(こじゃ)直己さん(44)。「押さえ込んでいた感情が依存に繋がる。置き去りにせず、振り返って言語化することが大事」と呼びかけた。

130人が入所 1・5~2年で退所

 5月時点の同施設の入所者は20~60代の男女130人で、依存対象はアルコールやギャンブルのほか、薬物やインターネット、買い物などとさまざま。主な対応に当たるのは、古謝さんのような依存症経験者だ。

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