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囲碁の若手棋士を経済援助「谷口杯」今年も開催、予選会でアマ8人本戦へ 大阪・関西棋院

囲碁の「第3回谷口杯」アマチュア予選会。関西中心に32人が熱戦を繰り広げた=22日、大阪市中央区の関西棋院
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 将来有望な若手棋士や囲碁に熱心に取り組むアマチュアに対し、賞金による経済援助などを目的とした囲碁の「第3回谷口杯」の予選会が22日、大阪市中央区の関西棋院で行われ、アマチュア代表の8人が決まった。10~11月に関西棋院の所属棋士8人を加えた計16人で本戦トーナメントが行われる。

 谷口杯は、神戸を中心に服飾雑貨店を展開する「株式会社K・T」の創業者で元デザイナーの谷口公代さんがスポンサーを務めている。

 谷口さんは囲碁の愛好家。囲碁の対局のため、多くの囲碁教室に足を運ぶうち、若手棋士やアマチュア棋士に厳しい現実を知るようになった。棋士は勝たなければ対局数が減り、収入は上がらない。努力が結果につながらず、勝ち星に恵まれない若手棋士の中には、アルバイトをして収入の足しにするケースもある。また、プロの道を断念して囲碁インストラクターをするアマチュアも多いが、囲碁教室で教えるだけでは経済的に厳しく、アルバイトをしているケースも少なくない。

 谷口さんは、こうした若手棋士やアマチュアを支援しようと平成28年10月に「谷口基金」を設立。低段の棋士を支援する奨学金制度を設けた。その一環として、谷口杯を始めた。囲碁の大会の多くは参加費が必要だが、谷口杯は無料。第3回の本戦の賞金は優勝が100万円、準優勝は40万円などで、本戦は1回戦で敗れても対局料2万円が支払われる。

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