PR

産経WEST 産経WEST

【理研が語る】サッカーと同様、チーム戦術は研究にも不可欠

Messenger

 猛暑が襲ってくる前に熱狂をもたらしたサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会。19歳のストライカーの活躍で優勝したフランス代表の試合前のピッチには、「F」の文字があった。選手たちがウオーミングアップしている間、チームスタッフが練習用のボールを集めて自国の名前の頭文字をかたどって、チームの団結力を誇示していたそうである。それが手伝ってか、フランス代表は大会2度目の優勝を果たした。

 サッカーでは、積極的に得点は狙わないが、攻守の軸となるボランチ(ポルトガル語で「舵(かじ)取り」の意)などピッチ上の選手をはじめ、まったく表には出ず選手のスパイクなどの手入れをするホペイロ(同じくポルトガル語で「用具係」の意)もチームを支える。「点取り屋」だけではサッカーは成り立たないのである。

 研究も同じである。個人のひらめきで切り開ける場面もあれば、チームで知恵を持ち寄って前進するフェーズもある。そして、科学の問いに挑む研究現場を支えるのは、研究者以外の多様なスタッフの努力にほかならない。これは、どの研究機関・大学、そして多くの企業でも同じだが、施設やITインフラなど環境を整える部署、そして広報や経理など、他との接点を扱う部署の役割は非常に大きく、そのはたらきも研究の進展を大きく左右する。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ