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関学キャンパスに祈祷室 ムスリムの学生、安心して学んで

関西学院大に設置された祈祷室について説明する打樋啓史学長補佐=西宮市上ケ原一番町
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 イスラム圏から多くの留学生を受け入れている関西学院大学(兵庫県西宮市上ケ原一番町)は21日、イスラム教徒(ムスリム)の学生や教員が祈りの場として使う「祈祷(きとう)室」をキャンパス内に設置した。

 同大によると、イスラム圏からの留学生は上ケ原キャンパスと神戸三田キャンパスを合わせて9月現在で11カ国の45人。これまでも留学生に祈祷のために空き教室などを開放していたが、同大が平成26年度に文部科学省の「スーパーグローバル大学」に指定され留学生が増加したことで教室が足りなくなり、廊下などで祈祷する留学生もいたという。

 学内で留学生のサポートを行う「国際教育・協力センター」にも「祈る場所はないか」との問い合わせが相次ぎ、副センター長を務めていた打樋(うてび)啓史学長補佐が「ムスリムにとって祈りは生活の一部。安心して祈れる場をつくろう」と、祈祷室の設置を呼びかけた。

 祈祷室は上ケ原キャンパスで授業などに使われている第4別館の3階ロビーに設置。男女で部屋が分かれており、1室あたり約2畳分の広さがある。天井には祈る方向が示されており、祈祷室内には手足や口を清められるようにタンク式の手洗い場も設けた。

 打樋学長補佐は「ムスリムの留学生に安心して学生生活を送ってもらいたい。ムスリム以外の学生にも祈祷室を見てイスラム教に興味を持ち、異文化を理解するためのきっかけになれば」と話している。

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