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【Sコラム】名大経済学部卒の才媛ランナー、東京五輪へ 「夢がわく」と瀬古リーダー

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 北の大地で名古屋大学出身の「才媛ランナー」が輝いた。8月26日に札幌市で開催された北海道マラソン。女子の部を制したのが26歳の鈴木亜由子(日本郵政グループ)だった。初のマラソン挑戦で、調整段階では体調不良に襲われたが、「ここでやめたら、本番も走れない。そこは賭け」。慎重なレース運びから脱皮した姿は、新しい鈴木亜由子を周囲に見せつけた。(坂井朝彦)

 女子で優勝し、2020年東京五輪マラソン代表選考会の出場権を獲得した鈴木亜由子=札幌市中央区
 女子で優勝し、2020年東京五輪マラソン代表選考会の出場権を獲得した鈴木亜由子=札幌市中央区

実は「本当に慎重な子」

 愛知県の中学時代から全国大会を制し、ジュニア女子陸上界に名をはせた。しかし、高校は陸上の有名校を選ばなかった。日本の政財界など各界に数々の卒業生を輩出してきた地元県立の名門進学校、時習館高に進学。後に、名古屋大学経済学部に入学した。華麗な経歴とその容姿から「才媛ランナー」と呼ばれた。

 高校時代から足のけがに苦しめられた。これが鈴木の性格や走り方をつくったのだろう。周囲に「本当に慎重な子」(日本郵政グループの高橋昌彦監督)と言わせるほど、何かの選択をしなくてはならないときに、じっくりと時間をかけて判断をする。

 リオデジャネイロ五輪で女子5千、1万メートルに出場したそんな慎重派が42・195キロへのチャレンジを決めたのは、日本選手権後の6月末だった。

2017年8月、ロンドンで行われた陸上の世界選手権女子1万メートル決勝 力走する鈴木亜由子。今季自己最高の31分27秒30をマークし、10位に食い込んだ(川口良介撮影)
2017年8月、ロンドンで行われた陸上の世界選手権女子1万メートル決勝 力走する鈴木亜由子。今季自己最高の31分27秒30をマークし、10位に食い込んだ(川口良介撮影)

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