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伊丹空港で24年ぶり国際線運航 関空代替、10月に香港へ1往復

記者会見する兵庫県伊丹市の藤原保幸市長=21日午後、伊丹市役所
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 日本航空は21日、台風21号で被害を受けた関西国際空港の代替として、大阪(伊丹)空港と香港を結ぶ国際線の臨時便を10月に1往復運航すると発表した。伊丹空港では平成6年の関空開港以降、国際線の定期旅客便は運航されておらず、一般乗客を乗せる国際線の運航は24年ぶり。

 日本航空の広報担当者は「関空が閉鎖したことで落ち込んだインバウンドの回復に貢献したい」と説明。赤坂祐二社長は「香港以外もチャンスがあればやってみたい」と話した。

 国土交通省は関空の台風被害の対応として伊丹空港の発着枠を緩和し、国際線を含め代替便の運航を1日40便まで認めている。これを受けて日本航空と全日空は、伊丹から成田、那覇などへの国内線臨時便を、最多の8日と9日には各16便を運航した。ただ関空の復旧が進んだため、18日以降は運航していない。

 関空では21日に第1ターミナルが全面再開され、旅客便の運航スケジュールはほぼ通常通りに戻った。その上で国際線の代替便を伊丹空港で運航する背景について、関空と伊丹を運営する関西エアポートの西尾裕・専務執行役員は「香港も台風被害にあい、関空に不安を感じているので伊丹便になったと聞いている。政府の観光キャンペーンの一環だとも思う」などと述べた。大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)会長の藤原保幸・兵庫県伊丹市長は記者会見し「24年ぶりのことで実績になる」と評価。「3つの空港をどう使うべきかオール関西で見直すべきだ」と強調し、近く始まる関西3空港懇談会をきっかけとした恒常的な国際線の導入に期待を示した。

 伊丹空港は現在、国際線の運用に必要な入国管理や検疫、税関の施設を設置していないが、関西エアポートは仮設して対応する考えを示している。

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