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姫路駅前にイスラム教徒向け「祈祷室」 神姫バスが開設

神姫バスが開設した祈祷室で祈りをささげるイスラム教徒ら=姫路市西駅前町
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 兵庫県姫路市の神姫バスが今年4月、姫路駅前はりまサイクルステーション(同市西駅前町)に開設したイスラム教徒向けの「祈祷(きとう)室」が好評だ。当初はイスラム圏から姫路を訪れる外国人観光客向けに開設したが、口コミなどで存在が広がり、現在では利用者の約7割が地元で暮らすイスラム教徒が占めるなど、地域に密着した拠点となっている。(香西広豊)

 「これまで外出先で祈祷できる場所がなかったので助かっている」

 祈祷室で祈りをささげていたイスラム教徒の県立大研究員、ラシェドゥーラ・ラーマンさん(25)は、祈祷室の開設で1日5回の礼拝がスムーズにできると説明する。これまで外出時の礼拝で適切な場所が見つからない場合、自宅に戻り時間をずらして礼拝していたこともあったという。「もちろん(イスラム教徒の)友人にもこの場所を紹介している」と話す。

 広さ約13平方メートルの祈祷室は、サイクルステーション内の更衣室を活用。無料で貸し出すマットなどを備えるほか、祈りの前に体を水で清めるための洗い場も用意されている。神姫バスによると、4月の開設から8月末までの利用者は延べ約600人に上るという。

 現在、姫路市はイスラム教徒の多いインドネシアからの観光客の誘致と、播磨ブランドの販路拡大を目的にし「民間交流から始まるインドネシアおともだちプロジェクト」を展開。神姫バス地域マーケティング課の花房伸哉さん(24)は祈祷室設置を決めた理由として「姫路に本社がある企業としてこのプロジェトに何か貢献できないかと考えた」と説明する。

 

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