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【銀幕裏の声】戦闘機「屠龍」プラモ、年末発売へ 搭乗員の故梅田春雄さんの思い継ぐ

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 重田さんは「実は屠龍の模型化の構想は、20代で模型店を始めるずっと前、小学生の頃からの夢だった。ただ、これまで手掛けてきた機種に比べ、資料もほとんど残されておらず、最も設計・開発に苦労した機体です」と笑った。

■甦った屠龍

 屠龍の実機は国内に一機も現存せず、設計図など正確で詳細な資料もほとんど残っていないという。

 屠龍の模型化のため、ボークスの設計担当者たちは、屠龍の実機の胴体が保存、展示されている米国・スミソニアン博物館の国立航空宇宙博物館を訪れた。

 「正確な設計図を作るため実機を細かく採寸し、内部などを写真で撮影。丸3日間かけて詳細なデータを収集しました」と重田さんは説明する。同館の飛行機好きの学芸員たちも屠龍の模型化に興味を示し、日本から来た重田さんたちを歓迎、全面的に協力してくれたという。

 現在、最終調整の段階に入った32分の1の屠龍の原型模型を重田さんが見せてくれた。

 計360以上のパーツで構成。コックピット内部、エンジン、翼、脚など細部に至るまで忠実に再現されている。操縦桿(そうじゅうかん)から翼につながる駆動系のワイヤまでプラスチック部品で胴体内部に作りこまれた超精密さは圧巻。2人乗りの複座の風防を閉じると今にも飛び立ちそうな実機そのものの迫力をたたえていた。

 梅田さんが搭乗員として座った後部座席の造形も、これまで発売されてきた模型では再現されたことのない精密さだ。

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