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【銀幕裏の声】戦闘機「屠龍」プラモ、年末発売へ 搭乗員の故梅田春雄さんの思い継ぐ

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 17年、陸軍が採用した屠龍は、世界で名を馳(は)せた旧日本海軍の戦闘機「零戦」などの陰に隠れ、現在ではその戦果が語られることは少ないが、2基のエンジンを搭載した双発複座機(ゼロ戦は単発機)として、その大きな機体、大出力、複座を生かし、戦闘機としてだけでなく、爆撃、偵察、指揮機など多用途での活躍が期待された陸軍機だった。

■歴史を模型に込めて…

 「零戦の模型は多くのメーカーから発売されているが、あまり一般的に知られていない屠龍の模型はとても少なかった」。重田さんは語り、こう続けた。

 「屠龍は日本本土を空襲した米爆撃機B29を何機も撃墜している。中には機銃の弾が尽き、体当たりした搭乗員が何人もいる。空襲から市民を守るためです。そんな史実を後世へ伝えていくためにも、模型メーカーの人間として屠龍の精巧な模型を作るべきだと考えていました」

 47年、ボークスは飛行機専門の模型店として京都市内に創業した。以来、重田さんは「いつか飛行機模型を製作するメーカーに…」という夢を持ち続けていた。

 その夢は平成22年に実現する。飛行機のスケールモデルの製作に着手したのだ。同社製品の原型製作を手掛ける工房「造形村」が設計・開発する超精密な飛行機模型は世界のモデラーに大人気となり、世界の傑作機を次々と発表。屠龍は20機種目のモデルとなる。

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