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【基準地価】「ミナミ」がまた「キタ」を上回る 大阪の商業地、インバウンドとオフィス需要が牽引

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 一方、キタでは企業業績の上昇に伴いオフィス開設、拡張の需要が高い。不動産サービス大手のCBREの調べでは、4~6月の大阪都心の主要オフィス平均賃料は、1坪(約3・3平方メートル)あたり前期(1~3月)比1・8%増の2万3050円となり、リーマンショック前の平成20年以来、10年ぶりに2万3千円台に上昇した。空室率は0・2%とほぼ空きがない状態だ。

 大阪市内は今後しばらくオフィス供給が少なく、当面の大型物件は「なんばスカイオ」(中央区)「オービック御堂筋ビル」(同区)「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」(北区)の3棟にとどまり、需給の逼迫(ひっぱく)が続くとみられる。

 大阪府不動産鑑定士協会の担当者は「キタは当面オフィスで堅調。ミナミは外国人観光客に支えられており、キタより流動的に推移するのではないか」と分析している。

 都道府県別で伸び率がトップとなった京都府では、八坂神社などの観光地が集積する京都市内の四条通沿いで、飲食店や土産物店の需要が増大して地価を押し上げた。国土交通省の担当者は「転売目的ではなく、実需に基づいて上昇している」と分析している。

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