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【関西の議論】時代劇復権へ秘策 大部屋俳優のショートムービー、東映京都が製作

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■時代劇の魅力もPR

 東映は昨秋、同撮影所に計4カ所あった俳優事務所を統合し一元管理。映画村で殺陣(たて)などのパフォーマンスをする役者を含め約180人の大所帯となった。これを機に各俳優を多くの人たちに知ってもらおうと、ショートムービーの公開を企画した。

 同撮影所では、刑事ドラマなども撮影され、俳優らは現代劇と時代劇の両方をこなしている。ショートムービーでは、現代と江戸時代を交錯させるなどのSF的な展開も使いながら、時代劇特有の所作など魅力を伝えている。「日本一の斬られ役」として知られる殺陣の名手、福本清三さんは“透明人間の用心棒”役として最新作に登場している。

■演出力磨く場にも

 ショートムービーの撮影は、若手監督が脚本の構成も含め担当。9本の撮影に与えられた時間は2日間。予算も少ない中、監督にとって俳優たちの個性を引き出す演出力を試す場になっている。

 夏クールを担当した西片友樹監督(36)は「時代劇で輝く俳優を知ってもらうチャンスと思い、撮影に力を入れた」と話す。

 かつては大衆娯楽の王様だった時代劇は衰退し、40年余り続いたテレビ時代劇「水戸黄門」(TBS系)が平成23年に打ち切られるなど、一時は同撮影所でも撮影が途絶えかけたことがあった。しかし、最近はBSやCSの多チャンネル化で持ち直しつつある。妹尾(せのお)啓太所長は「(東映以外も含めて)プロデューサーに魅力を知ってもらうことで、俳優の活躍の場を増やし、時代劇の復活につなげたい」と話す。

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