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全国1万2千校超でブロック塀安全性に問題 女児犠牲の大阪北部地震から3カ月

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鉄筋の長さなぜ不十分

 危険性の認識が欠けていた実態が見えてきた中、第三者委の委員長を務める奥村与志弘関西大准教授は「鉄筋の状況が検証には重要」とし、地震当日の倒壊過程を探る。市に詳細なデータ提出を求め、地震の揺れなどを考慮して分析を進める。

 また独自に事故原因を追究する全国建築コンクリートブロック工業会の石井克侑技術委員長も鉄筋に注目する。

 倒壊した塀は事故後も形を保ち、石井氏は内部に一定の鉄筋があると推測するが、基礎に打ち込む部分の鉄筋が短く十分な連結がない「施工不良」を指摘する。3.5メートルという高さに違和感があるといい「ブロック塀ではない、別の構造物」という認識で建てられた可能性も挙げる。

10月末までに報告書

 文部科学省による緊急点検では全国1万2千校超で安全性に問題がある塀が確認され、撤去の動きが進む。高槻市同様に地震被害が大きい茨木市でも撤去を実施。市の担当者は「なぜこうした塀が多いのか、今も分からない」と打ち明ける。

 第三者委は今後、点検業者への事実確認や、塀設置後に改修したかどうかなどについても調べる。10月末までに議論を終え、再発防止策を含めた報告書をまとめる。

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