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全国1万2千校超でブロック塀安全性に問題 女児犠牲の大阪北部地震から3カ月

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全国1万2千校超でブロック塀安全性に問題 女児犠牲の大阪北部地震から3カ月

大阪北部地震で倒壊したブロック塀(奥)。下敷きとなり犠牲となった女児に花束が手向けられていた=6月18日、大阪府高槻市(永田直也撮影) 大阪北部地震で倒壊したブロック塀(奥)。下敷きとなり犠牲となった女児に花束が手向けられていた=6月18日、大阪府高槻市(永田直也撮影)

 最大震度6弱を観測した大阪府北部地震は18日で発生から3カ月となる。関連死を含む犠牲者5人のうち同府高槻市立寿栄小4年三宅璃奈さん(9)は学校プール脇に設置されたブロック塀が約40メートルにわたって倒壊、下敷きになり死亡した。危険な塀はどういう経緯で設置され、見過ごされ、倒れたのか。市の第三者委員会や専門家は構造や点検状況に注目、分析を進めている。

 市によると、寿栄小の塀は高さ約1.9メートルの基礎上にブロックが約1.6メートル積まれ、合計約3.5メートル。建築基準法施行令の制限(2.2メートル以下)を超え、高さ1.2メートル超の場合に必要な補強用の「控え壁」もなかった。

 市の第三者委は地震翌月の7月に始動。昭和49年に設置されたプールの設計図面には「ブロックを積む」との記載があった。塀はプール設置から時間を置かず設けられた可能性が高いという。職員らへの聞き取りから、市で法定点検が始まった平成19年以降4回全てで、同小に点検対象の塀は「該当なし」とされていたことも分かった。

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