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Sコラム 終盤の阪神を悩ます地獄の「20連戦」 日程編成の再考を

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Sコラム 終盤の阪神を悩ます地獄の「20連戦」 日程編成の再考を

 ペナントレースの終盤を迎え、残り試合数に大きな差があるとチームの戦略にも影響が出てくる。例えば、日程の余裕がある巨人はエースの菅野を優先的に登板させ、ローテーションの谷間を減らすことができるが、過密日程の阪神はそうはいかない。

勝利の方程式に黄色信号

 連戦が長くなればなるほどリリーフ陣のやりくりも大変になる。ただでさえ、守護神のドリスが不安定な投球が続いているだけに、「勝利の方程式」を担う藤川や能見の負担が大きくなれば、方程式そのものが成り立たない。金本監督は「(連戦で連勝できれば)逆にグッと乗ってくる可能性もある」と話すが、打線は福留や糸井のベテラン頼みであるだけに、選手の疲労は阪神の勝利数に直結する。

終盤の連戦は藤川ら阪神の救援陣にますますの負担を強いる(松永渉平撮影) 終盤の連戦は藤川ら阪神の救援陣にますますの負担を強いる(松永渉平撮影)

 今季は西日本豪雨の影響で7月9日からの広島3連戦(マツダ)が中止になるなど、災害が相次いだために異例の日程になっているが、そもそもセ・リーグ球団の本拠地はドーム球場が2つしかないため、来季以降も同様の事態が起こる可能性は十分に考えられる。

 シーズンは長丁場であるとはいえ、球団によって日程上の不公平感が生じるのは極力避けなければいけないだろう。日程に余裕を持たせるためには、開幕日を早める方法もあるし、雨天中止の振替試合を9月以降に集中させるのではなく、シーズン序盤から予備日を設けていくことも検討すべきだ。

 シーズン終盤になって、雨雲レーダーをチェックしながらカレンダーとにらめっこするのでは遅すぎる。(丸山和郎)

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