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石牟礼さんが選んだ言葉で表現 新作能「沖宮」今秋初公演

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石牟礼さんが選んだ言葉で表現 新作能「沖宮」今秋初公演

今秋の初公演を前に講演する能楽金剛流若宗家の金剛龍謹さん=15日午後、大阪市 今秋の初公演を前に講演する能楽金剛流若宗家の金剛龍謹さん=15日午後、大阪市

 作家の故石牟礼道子さん原作の新作能「沖宮」で天草四郎を演じる能楽金剛流若宗家の金剛龍謹さん(30)が15日、今秋の初公演を前に大阪市内で講演し「解釈の押し付けではなく、見た人が自身の人生を投影し、それぞれ違った感想を持てる能になるよう、完成度を高めていきたい」と抱負を述べた。

 沖宮は熊本県天草地域が舞台で、干ばつに苦しむ村人が少女を人柱として竜神にささげる物語。島原の乱を指導し命を落とした四郎は少女の幼なじみで、霊となって現れる。

 金剛さんは、方言に特徴がある石牟礼さんの作品を能として上演するため、脚本に相当する詞章について「(監修者に)石牟礼さんが選んだ言葉を生かしてもらった」と制作過程を説明した。

 

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