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中学校の「校内暴力」アンケートあった 熊本

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 熊本県長洲町立中学校で2012年、同級生から受けた暴力が原因で精神障害を負ったとして当時生徒だった女性(20)が町などに損害賠償を求めた訴訟で、町が存在しないとしたクラスメートへのアンケート結果が別の訴訟に提出されていたことが15日、分かった。

 町の責任が否定された判決後の提出で、女性側は「隠していたとしか考えられない」と批判。町教育委員会は「今は詳しく説明できないが、隠してはない」としている。

 女性は中学1年の12年2月、男子生徒に突然頭や足をたたかれたり踏まれたりし、その後うつ状態になったとして、15年2月に町と男子生徒の両親を相手取り熊本地裁に提訴。今年5月の地裁判決は、学校はそれまでに暴力行為を確認しておらず被害を予見できなかったとし、両親にのみ賠償を命じた。

 一方、学校は被害直後、男子生徒の行動に関しクラスメート約30人にアンケートを実施したが、15年10月に女性側が情報公開請求した際、町はアンケート用紙は廃棄し、報告書も存在しないと回答した。

 女性側はアンケートの内容を保存しなかったとして責任を問う訴訟を起こし、今年7月、校長室のパソコンに保管されていたというメモが町から提出された。以前から他の生徒も暴力を受けていたことを示す内容が含まれていたという。

 女性側は損害賠償請求の控訴審でこのメモを証拠として提出した。

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