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7万年分のタイムカプセル…「年縞」展示 福井の博物館

ステンドグラスに加工された「年縞」が並ぶ福井県年縞博物館の館内=福井県若狭町
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 湖底に鉱物などが堆積してできるしま模様の「年縞」7万年分を展示した福井県年縞博物館が15日、同県若狭町に開館し、記念式典が行われた。式典では作家で特別館長の山根一眞さん(70)が「7万年分のタイムカプセルがあるのと同じ。歴史研究の拠点として盛り上げていきたい」とあいさつした。

 年縞は、湖底にプランクトンの死骸や鉱物など、季節によって異なる物が1年間に約0・7ミリずつ積もってできた層。含まれる火山灰や花粉から、過去の気候変動などが分かる。

 博物館では、2014年に県などが若狭町にある水月湖で採取した7万年分、計45メートルの年縞をステンドグラスに加工して展示。水月湖の年縞は、周りが山に囲まれていて波が立ちにくいなどの理由で、しま模様がきれいに積み重なっており、化石や遺跡の年代特定に使われる世界基準の「物差し」とされる。

 年代順に並んだ年縞をじっくりと見ていた京都市の主婦皆月智子さん(55)は「夫が学生時代に花粉の研究をしており、年縞に興味があった。きれいに展示されて楽しめる」と話した。

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