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明治維新「薩長因備こそ立役者」 京都・二条城でシンポ

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明治維新「薩長因備こそ立役者」 京都・二条城でシンポ

山国隊について考えるシンポジウムで討論するパネリストたち=京都市中京区の二条城 山国隊について考えるシンポジウムで討論するパネリストたち=京都市中京区の二条城

 その後行われた討論では、コーディネーターを務めた花園大学の松田隆行教授が、山国隊の歴史を解説。山国隊が生まれた山国地域は広大な森林を持ち、平安京造営の際に木材を切り出したと伝えられ、長く天皇が直轄する「禁裏御料(きんりごりょう)」だったという。徳川の時代には幕府直轄領に変わった。

 幕末維新に、西園寺公望の呼びかけに応じて新政府軍に加わるようになったのは、朝廷への仕官をもう一度実現する絶好の機会が訪れたとの思いがあったからと解説した。ちなみに山国隊の名付け親は岩倉具視だという。

 右京区・太秦の松竹撮影所で時代劇映画の監督をするかたわら、幕末軍事史を研究する前原康貴さんによると、江戸に到着した山国隊は太鼓の鼓手を雇い軍楽の練習に励んだといい、「士気を鼓舞する以外に、一糸乱れぬ行動を取らせる目的もあった」と話した。

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